著者:北村つねおの思い


決断・実行・結果の政治


 同郷の偉人に高杉晋作がいます。維新の回天に大きな役割を果たした、彼の燃えるような情熱と行動力のことを伊藤博文は〝動けば雷電の如く〟と表現しました。高杉晋作のような情熱と行動力で政治課題に果敢に立ち向かっていくことが大事だと思います。

第一に目指すべきは、結果を残す政治

 

 人気取りの、言葉だけの政治ではなく、決断と実行により結果を残す政治が不可欠です。私は民間の会社に勤めておりました。そこで求められましたのは結果です。政治の世界でも結果を残していくことが、国民のの期待にこたえる唯一の方法だと考えております。


第二に、次世代を考える政治

 

  若い人たちに夢と希望を抱かせる政治をしなければ未来はありません。今目の前にある課題がいかに困難でも、次の世代に先送りせず、我々が解決して次の世代により良い国家を引き継いでいく決意が必要です。

第三に、安心を確保する政治

 

 東日本大震災でいみじくも露見したように、この国の危機管理はまだまだ不十分と言わねばなりません。治安の向上、災害への備えなど、安心して生活できる環境を確保するため、将来を見据えた危機管理が求められます。

第四に、迅速な政治

 

 もう我々には時間がありません。解決を先延ばしにせず、重要な施策から順に速やかに実行すべきです。議論を尽くすと言いながら議論のための議論をするのではなく、それぞれの分野の第一人者の意見を集約しながら、最適解を提示することで、決断までの時間を短縮していくことが肝要と考えます。